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箸が正しく持てない子ども(3歳児)に悩むお母さんが箸をうまく持つコツを教えるコツ!

お箸は日本の食文化で欠かせないアイテムです。それを使うことがあたりまえで、殆どの人が難なく使って食事をしている中で、小さなお子さんがそれを使いこなして食べていると微笑ましい気持ちにもなりますね。

しかし、それはまたひとつの『成長の指標』となっている部分でもあり、出来ないことが親御さんにとって大きなプレッシャーになる可能性もあるのです。

三歳児の手・指はそれほど器用にできていない

人の手は、最初からお箸が上手に使えるようにはできていません。それは大人の人でもそうです。利き手と反対側の手ではお箸を握ることも出来ない、そんな人が殆どのはずです。

『利き手をケガをしたときにお箸やペンが使えなくて困った』という経験のある人も多いでしょう。お箸が上手に使えないお子さんの手は、まさにそういう『訓練が出来ていない』状態なのです。

持たせたらすぐに使えるようには出来ていない、機能がまだ備わっていないのです。いきなり持たせて『出来ない』ことを責められても、お子さんはただただ委縮してしまうだけです。

それぞれの段階を踏みながら、トレーニングしてみませんか?丁寧に教えていけば、大人になった時に困ることもなく、一生もののきれいな『箸使い』が身に付きますよ。

お箸には『サイズ』があります

お箸の長さはさまざまです。大人用、子供用と、一見してわかるサイズの違いもありますが、実は子供向けにも微妙な長さの違いがあり、その手の大きさを考慮して選ぶことが大切です。

お子さんの身体の大きさ、そして『てのひらの大きさと指の長さ』から割り出して規格が設定されているのですが、身長100㎝未満なら13㎝、身長100~110㎝なら14.5㎝というように、三歳児はちょうどその変化の大きい時期にあるのです。

お箸が長すぎても、短すぎても、その手にはしっくり馴染まないのです。お店で選ぶときには色や模様だけでなく、そういう部分にも着目してあげましょう。

お箸を使う前に、スプーンやフォークは使えていたか…?

まず、お箸を使う前の段階で、お子さんが自分で食事をどの程度食べられていたのか、ということも大切です。離乳食から始まった『訓練』で、自分で食べられるようになったお子さんは、スプーンやフォークでご飯を口に運ぶことを繰り返しているうちにこぼすことが少なく、上手に食べられるようになっていきます。それは日々の積み重ねで、脳と腕や全身の筋肉が鍛えられて結びついた結果です。

昔は専業主婦率がいまよりずっと高くて、その時期のお子さんにじっくり取り組む余裕があったはずですが、今は産休・育休を終えて共働きがあたりまえ、そして毎日フル稼働の親御さんたちは、分刻みの日常生活で、のんびり食べているお子さんを見守る時間が少なくなって『食べさせた方が早い』として、1~3歳のお子さんの口にどんどんスプーンやフォークで料理を運び、自分で食べさせる時間が減っている現状もあります。

その場合、お子さんが『自分で食べる』という意識が薄くなるのと同時に、指先や腕のコントロールの訓練が進まない、ということにもつながっていくのです。

さらに『三歳』という年齢も、三歳になりたてのお子さんと、四歳目前というのでは、状況は圧倒的に違います。その時期、一年間の成長は大きく、比較対象にしてはいけないのですが、『幼稚園・保育園』という節目の前に、一列に並ばされてしまうのですが。手先の感覚には個人差があって当たり前、そして、それまでの毎日の生活で積み上げられてきた訓練の成果がそこに現れるのは当然のことなのです。

使いやすい箸を選んでトレーニングを始めてみましょう。

まずはそのお子さんの手に馴染むお箸をみつけることが大切です。長さ、太さ、そして丸いもの、四角いものなど、さまざまなポイントがあります。さらに、先端に滑り止めなどの加工がしてあって、つまんだものが落ちにくい、ということも大切です。

お箸を持つ部分にリングがあって、指をはめることで箸を握る正しい位置が覚えられ、箸の頭の部分がつながっていて箸を使う時の幅が自然に身に付く、というものがあります。

『しつけ箸』などと呼ばれるものですが、これはお子さんの箸使いに悩めるお母さん、お父さんのために、そして成長してから自らの箸使いの拙さに気づいて悩む大人の皆さまのために、長年研究が進められてきたこともあり、今は様々なタイプのものが揃っています。

色やキャラクターもさまざまなので、お子さんが気に入るものがあったら外出用も含めて揃えておくと良いですね。おじいちゃんおばあちゃんが『そんなものは、昔は必要なかった』というプレッシャーを与えることもありますが、便利なものはどんどん使って、楽しく学べる方が良いに決まっています。

メーカー側の研究はお子さんの生活の向上のためにあり、良いものが出来れば悩む親御さんも減り、日常のストレスがひとつ軽減されるのですから、利用しない手はないのです。

遊び感覚で『お箸』に馴染ませてみましょう

いきなり食卓でお箸を持たせて、それが上手く使えないと叱られる、というのではお子さんにとっては理不尽な気持ちしか残りません。まずは遊び感覚で練習して、手に馴染ませるところから始めてみましょう。

しつけ箸も、お箸を使うときの手の『かたち』を覚えるためにもっとも適した形状をしています。指の形や角度、握るときの力の入れ具合などがきちんと整えられるようになっているのです。

最初はテーブルに座って、たとえばタオルなどを箸先でつまんでみるとか、持ち上げてみるとか、そうした訓練をしてみるのです。いきなり食事に使わせて、こぼしたら叱られる、というのはお子さんも緊張して失敗が増えるでしょうし、こぼしたものの始末をしなければならない親御さんの手間も増える、というものです。

暫くそれを繰り返して、お箸がお子さんの手に馴染むようになったら、お箸で食べられそうなメニューの中から、お子さんが好きなものを揃えて訓練してあげましょう。
『食べたい』という意欲と、お箸を握る手の機能が充実して、初めてちゃんと使えるようになるのだということが、きっとわかるはずです。そうして、一つでも上手に食べられたら、うんと褒めてあげましょう。

そんな経験が自信につながり、たとえばクレヨンやペンが上手に持てるようになって絵が描けたり、字が書けるようになる…お箸はそうした成長に大きくかかわってくるアイテムなのです。

しつけ箸で食べられるようになったから、といって、焦ってすぐに普通のお箸に切り替える必要はありません。せっかく上手に食べられたものが、普通のお箸になってまた逆戻り、ということもあるからです。

しつけ箸が気に入っているのを無理やり取り上げるのも、メンタル的にプレッシャーになってしまうので、おススメしません。しかし、幼稚園や他の環境で他の子が上手に食べているのを見て、羨ましいと思うことがあったら、そういうタイミングを見計らって切り替えていくのも良いですね。

たとえば好きなキャラクターや、色使いなど、そのてのひらのサイズに適したものがあったら、どんどん与えてみましょう。お子さんの口に入れて安心な素材、そして滑り止めなど、安心して使えるものを揃えてあげてください。

『自分で食べてみたい!』という意欲が湧いたその時がチャンスです!

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