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子ども(幼稚園、3歳児ぐらい)のトイレトレーニングが進まない!拗らせないために大切なこと

トイレトレーニングほど、お子さんたちの個人差が出るものはないでしょう。早い子は一歳そこそこでほとんど問題なく終わってしまうこともありますが、焦ってこじらせると幼稚園に入るころになってもなかなかうまくいかず、失敗が続いてお母さん・お父さんがイライラしてしまい、上手くいかなくなる、というケースが多発します。

失敗すると洗濯物が増え、床掃除をしなければならず、そういう意味でも忙しい大人たちがしんどい思いをして、お子さんに対してさまざまな気持ちをぶつけてしまう場面が増えてしまうのです。

そうしたひとつの節目が三歳、保育園や幼稚園に預ける時になって、周囲の同い年のお子さんが集まる場面で『あれ?うちの子まだちゃんとトイレができてない…』と焦る親御さんが少なからずいらっしゃるのです。

他の子がトレーニングパンツや布パンツをはいているのを見て焦り、我が子と、自分の『子育て』に対して劣等感を持ってしまう。トイレトレーニングはお子さんの成長の問題だけでなく、大人たちのメンタルの部分が大きくかかわってきているような気がします。もっと気楽に、気軽にトイレトレーニングを考えてみませんか?大丈夫、殆どのお子さんが問題なく大人になっていくんです。

1:身体の成熟度には個人差が大きくかかわってくるのです

まず『排泄』ということに関して言うと、その体の機能の成熟には大きく個人差がある、ということを理解しておかなければいけません。
おしっこもうんちも、最初はオムツに垂れ流し。

その『出す』という感覚は少しずつ自覚し、我慢する、ということが出来るようになるのですが、それ自体を不快だと感じなければ、子供は次のステップに進まなければ、ということを意識しません。

また、意識があったとしても身体の機能が充実しないと『できる』ようにはならないのです。そうした意識と身体の成長が早く結びつけば、一歳ちょっとでオムツが外れることもありますが、それはレアケースだと考えた方が良いのです。

全てのお子さんがそれに該当するわけではなく、三歳にもなってまだオムツのまま、トイレでおしっこやうんちが上手くできない、ということに親御さんが”劣等感”をもってしまい、お子さんを酷く叱ったり、失敗した時に責めたりする、というのはただ関係性が悪くなるだけ、という残念なことにもなりかねないのです。

たとえば幼稚園や保育園の入園前に、完全にオムツが外せなくて焦っている場合、同じ三歳でも4月に三歳になったおこさんと、早生まれでギリギリ三歳になったばかりのお子さんでは、その成熟度に差があって当たり前なのです。その時期の一年の成長はとても大きな差があるのだと振り返ってみて下さい。

2:段階を経て、少しずつ『トイレでする』ということを教えていきましょう

おしっこやウンチを失敗するたびに、酷く叱られていたら、お子さんたちは『トイレ』という場所に恐怖や嫌悪感を持ってしまいます。その気持ちは体に直結し、緊張することでさらに失敗してしまう、実際にそんな悪循環があります。そこで日々感じる『劣等感』は、後々お子さんにいろいろなコンプレックスを抱かせる原因になってしまうこともあるのです。

大人だって、トイレで緊張したら、出るものも出ませんよね。

可愛いポスターを張ったり、好きなキャラクターを並べてみたり。まず、トイレを怖くない場所だと教えていきましょう。衛生的にきれいに保つのは当然ですが、お子さんにとっても居心地のいいリラックスできるスペースにしてあげることが大切なのです。

また、洋式トイレの場合には踏み台を使った高さの調節やお子さん用の便座の設置が必須です。しかし、それもただ置けばよいというものではなく、試してみてお子さんの身体に合わなければ微調整したり取り換えたり、心地よく座れる環境を作ってあげましょう。

大人にとって対したことのないその違いも、小さな体には負担になっていることもあるのです。そうしたものを一つずつ取り除いて、そこに座るのがあたりまえのことだと体感させて、リラックスできることが、トイレトレーニングの大きな節目なのです。

また、お子さんが好きなキャラクターや色使いの布パンツを揃えて、ご褒美にしてあげましょう。オムツがとれたらこれがはけるよ、という励ましは、お子さんにとっても嬉しいものです。それはちょっぴりお兄さん、お姉さんになった証拠です。一緒に買い物に行って、お子さんに選ばせてあげたら、それを目標に頑張れるかもしれませんね。

3:外野の言うことはあまり気にしなくても良い

たとえば周囲のママ友が「トイレトレーニング?簡単だったよ~」とか「うちの子、あっさりオムツがはずれちゃった!」という話をしても。それが本当かどうかはわかりません。

たまたま、そのお子さんの身体の機能が早く成熟していたか、親御さんが水面下で物凄い努力をしていたか、それが上手くかみ合った、レアなケースだと考えた方が良いです。

また、よくあるケースで、配偶者の親から『うちの子は早く終わったのに…』とか『昔はいきなりパンツに変えて、濡れたり汚すことの気持ち悪さを教えたものよ』と言われて無駄にプレッシャーを感じ、その苛立ちをお子さんにぶつけてしまう、ということもあります。

これもまた、本当にそうだったのかを検証するすべもないことなのです。

昔ああだった、こうだった、というのは全てにおいて話半分に聞いておけばよいことですし、今よりも専業主婦率が高くて、その時期の子供にじっくり向き合えていた時代と、産休育休が終わって仕事を再開し、24時間フル稼働で生きているお母さんたちとは比較のしようがないことも加味しておかなければならない、と感じます。

だから、お子さんが三歳の時点でまだトイレトレーニングが完璧でない、というその一点に於いて、それほど悩んだり、無駄に厳しく叱ったりする必要は、実はあまりないのだということを、知っておいて欲しいです。

4:幼稚園、保育園の先生方はちゃんと『心得て』います

友人で保育士さんや幼稚園の教諭をしている人がいます。私どもの息子は三月生まれであり、当時中耳炎を繰り返していたので、ずっと抗生物質の入った薬を服用していました。

なかなかオムツがとれず、昼間はトレーニングパンツ、夜はパンツタイプのおむつを使っていたのですが、まだまだ完全ではなかった彼の様子に『もしかしたら薬が原因かもしれないから、耳鼻科の先生の相談してみたら?』と教えてくれたのも彼女らでした。

そうした事情があるお子さんも少なくないのだそうです。

また、幼稚園や保育園の入園相談や面接のときにもきちんと伝えてもらえれば、入園後に段階を踏んで指導し、あっという間にみんなと一緒にトイレでできるようになりますよ、というお話も聞けて、ほっとしたのを覚えています。

実際に、息子の飲んでいた薬は、小さな副作用としてお腹が緩くなることがあるものだったのです。それがわかったら、私のプレッシャーも減り、毎日のトイレトレーニングもふっと力を抜いて臨めるようになりました。そして、幼稚園に入ったら四月の半ばには殆ど失敗がなくなり、息子もあっという間に布パンツの仲間入りとなったのです。

保育士の先生たちも『慣れてるから平気』と子供たちのパンツを洗ってくれます。それに甘えすぎてもいけませんが、ある程度お任せしてお願いするのは悪いことではありません。

トイレトレーニングは、早さやその完了した時期、成長の度合いを他者と比べるものではありません。そのお子さんの身体の機能と心が結びつくことで初めてきちんと『成功』と言えるのです。そして親御さんも必要以上に心配して揺れることも、本来は無いのです。

小学生にもなってオムツをしているお子さんはまずいません。急がなくても、いずれきちんと出来るようになるのです。

焦らず、見守ってあげませんか?そして上手にできたその時には、大げさなくらいほめてあげましょう。そうした一つ一つの達成感が、心を伸ばし、身体の成長にも結び付いていくはずなのです。

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