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産後うつの旦那様に聞いたリアルな実態!鬱が治ったきっかけの「ある約束」

産後うつが旦那でもなるという話は昔からあり「パタニティーブルー」なんて言葉もあります。

今回2016年1月にニュースになった新しい数字から現場の生の声を追っていきたいと思います。

今回は薬を処方するまではいかなかったのですが、精神科の前まで2度足を運んだ旦那さんの声を聞きました。

またその旦那様がうつの傾向が治ったきっかけについても触れていきます。

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産後うつになる旦那さんが2割の現状

まず現状、国立成育医療研究センターから報告されている数字としては

妻の出産後3カ月まで追跡できた夫215人を対象にしたところ

うつ傾向がみられたのは36人の16.7%に上るという結果。

さらに
・妊娠中からうつ傾向があった人は、そうでない人の5.7倍
・産後うつになると虐待になる危険性が4.6倍高まる

と報告しています。

 

同センターは、もともと女性の産後うつに対する認識は高く

ケアについても社会的に対策が進められていたが

男性についても女性同様ケアが必要だということを報告しています。

 

2度精神科の病院の前まで行ったという旦那様のリアル体験

そこで、実際に産後うとと診断されたわけではないのですが

2度、精神科の病院の前まで行ったという旦那様から話を聞きましたので

そのことをまとめたいと思います。

■産後うつになった旦那様の現状

その旦那様は1人目を奥さんが妊娠し、積極的に奥さんに協力していたようです。

奥さんは比較的早めに里帰りし(半年前)、ご自分が義実家と、家を往復する日々を送り

仕事と両立していたとのこと。

 

当初は、初めての子供で、実家の行き来や、慣れない環境など

全く苦にならず、自分の出来ることはすべてしていたということです。

きっかけは、妻の態度。

「自分よりも、お義母さんを頼りにしていることや、私が好きでやっているものの実家の往復をして仕事をしている自分に対する
配慮のなさというか、ちょっとしたことで文句を言われることが、チリのように積もっていきました」
「本人が辛いためだと思うけれど、旦那の存在を軽視することを普通に言うことが多かった」
「仕事から帰って一人で適当なご飯を食べていると、冷たいことを言われた時にはさすがに虚しくなる」
「自分の努力がどうでもいいように言われると何のために頑張っているのかわからなくなる」

と言います。

恐らく奥様もマタニティーブルーであり、ホルモンバランスが崩れ理性を失うことが多かったようです。

 

■精神科へ足を運ぼうとしたきっかけ

それでも、出産の喜びの方が大きく、嫌なことも吹き飛ぶほど

旦那様は出産を喜び、出産後も実家を行き来し仕事をし、育児にも積極的に関わりました。

聞いていくと奥様は実家依存症のところがあり

「旦那よりも、お母さんの方が安心出来る」
ということをちょくちょくと言うようです。

それでいて、仕事と育児を頑張り、お金を全部支払っていると

「だんだんと、貢献するために頑張っていることが、実はただ犠牲になっているだけなんじゃないかという意識が芽生えるようになった」

と言います。これが大きくなることでうつ状態になっていったと言います。

 

そんな中、仕事で失敗する機会があり、その中で育児を手伝っていた時に

暗い顔をしていた時があったところを見られて

「何その態度!!もう来なくていいから!」

と言われたことで、精神的におかしくなったと言います。

その後、何日か連絡をとらないでいたところ

あまり心配していないメールが来て、精神科の前まで足を運んだとのことです。

しかし、自分の弱みを人にさらけることで、自分がそれにハマるのではないか?

妻をもっと嫌いになってしまうのではないか?という懸念から精神科に入るのを思いとどまったようです。

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産後うつになる旦那さんの特徴

これらの話と、ネットでのリアルな話を何個か目の当たりにして

産後うつになりやすい旦那様の特徴を、当サイトオリジナルで記載したいと思います。

以下の3つ以上当てはまるようであれば、その傾向があると思います。

■産後うつになりやすい旦那様■

1,妻が実家依存症である

2,妻も産後うつの傾向がある

3,仕事の辛さを、妻に話さず自分一人で背負う

4,寂しさや辛さを打ち明ける人がいない

5,金銭的余裕がそれほどあるわけではない

6,妻が感情的になりやすい

7、妻が夫の貢献を無視することが多い

8,イクメンである

9,育児家事において妻に劣等感を感じることが多い

10,仕事が辛い

11,夜泣きで毎回起きる

12,妻が夫の仕事に無頓着

13,ネガティブな傾向がある

(*筆者は専門家ではありません。あくまで何人かの話を聞いて判断したことです)

 

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産後うつの旦那様が徐々に治っていった経緯

旦那様は、今はとりあえず安定しているとのこと。

「もちろんストレスのない状況というのはないと思いますが、比較的落ち着いていると思います。
自分の中では産後うつの傾向は完全に治ったと思っています。
4つほど、自分の中で改善をしたことがありそれが大きかったです。」
1つは、妻に自分が嫌だと感じたことは言葉を選んで言うようにしました。

やはり自分が何が辛いかというのは、妻が私に酷いことをして、それを妻が自覚していないということです。
人に酷いことをしてしまうのは、多少誰でもあるでしょう。
しかし、妻がそれを気づいてもいない、ということが、一番私にとって辛いことだと
ある日自覚し、それを感情的にではなく、”あなたがどれだけ大変かわかっていないかもしれないけれど、私はこういうつもりでやっていて、それに対して、こういうことを言うのは失礼なことじゃない?”という感じで
とにかく、妻に「認識」してもらうことを心がけました。

人によってはよりヒステリックになる人もいるのかもしれませんが、
とりあえず私の妻は、考えたような顔をしてくれたので、
そのへんから私の精神も少しはよくなりました。

2つ目は、自分の方がつらいという考えにならないようにした。ということです。

何かしら、体力的・精神的に辛い時に、妻の酷い態度でうつ状態になりそうな思考になりますが
その時に、気づいたのが「自分がどれだけ辛くて、かわいそうな状態なのかということを深掘りしている」
ということです。

その方向の思考にハマると、「自分だけが辛い!」という偏った考えになって余計事態は悪くなります。
ですので、基本的に「自分より相手の方が大変だ」という考えを持つようにしています。

そして、妻にも「お互いが、自分より相手のほうが大変だと思えるようになったらいいね」ということを
タイミングよく伝えることで、前より関係が良くなりました。

 

3つ目は、現実的なことで、金銭的な不安を払拭するということです。

金銭的な不安を払拭するためには、何にどれくらいかかるかを具体的にして自覚することです。
そうすれば、いつまでにいくら必要かという具体的なことがわかり
漠然とした不安とは違い、どうすればいいかが明確になります。

出産にしても、一時的これだけの貯金を削るだけ、ということが分かれば
一時的に減っていくことに余計な動揺をすることはありません。

さらに、月にプラスこれだけの収入があれば安心出来る、というのもわかるので
副業をすることで、それを補っています。
怪しい物もあるので、そのへんは気をつけなけれななりませんが
何もしないで漠然と不安を感じるよりは、行動することで不安は消えていきます。

 

4つ目は、父親に相談する。ということです。

元々、コミュニケーションの少ない父子関係でしたが、
この機会に少し話したところ、意外と同感してくれるところがあり
会話が進みました。

もちろん甘えたりはせず、一定の距離は保った父子関係であるので
何もかもを暴露しているということでは全くありません。特に親に妻の悪口を言うようなことはもちろんしていません。
悩みの共有や、金銭的に協力するぞ、ということを言ってくれるだけで心が救われます。金銭的協力はプライドがありますのでさすがに拒否しました。

私自身は以上のような解決法で、
今もなんとかやっております。

何もかも、不安から解き放たれてハッピーということはありませんが
父親として安定した生活ができていると思います。」

大変、真面目な旦那様ですね。感心してしまいました。

ということで、それぞれの夫婦で実情の差はあると思いますが
妻だけではなく、旦那さんも非常に苦労して
このような葛藤の中やっているのだということがよく分かりました。

この中で一番、筆者が印象的であったのが

「お互いが、”相手のほうが自分より苦労している”と思おう、という話をしたこと」です。

これを夫婦の約束とすることで、どうにかつらい産後うつやその傾向を打破出来るかもしれない
重要な鍵だと思いました。

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