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実家依存症を克服するために必要な5つの自覚

実家依存症の克服のために何をしたらいいのか?

徐々に社会現象となりつつある実家依存症。

このサイト自体は主婦が発信するものですが、今回は筆者の身近に

実家依存症に悩む旦那様がいますので、その方にインタビューすることで

実家依存症であることが、どれだけ問題か?それを克服するために何を自覚しなければならないか?

ということを考えていきたいと思います。

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実家依存症を克服するために必要な5つの自覚

実家依存症については、以下の記事でも説明しましたが

特に病名として認知されているとか、裁判でも認められている言葉ではありませんが

家庭相談員の方の中では既に、これが離婚の原因であることが

多々あるという認識であるものです。

多くが女性であり、何かと実家に帰るということで

以下に3つでも当てはまればそうであると言われています。

☑友だちよりも母親と出かける
☑実家に週2回以上電話する
☑夫がいない時は実家で過ごす
☑実家に頻繁に帰っている自覚はあっても、「娘だから当たり前」の感覚がある
☑実家から経済的援助を受けている
☑家事や育児を、親に手伝ってもらっている
☑実家のパワーバランスは、父親よりも母親の方が強い
☑2つの意見がある場合、夫の意見よりも親の意見を優先する
☑相談事は、夫より親に先に相談する
☑なんだかんだ理由をつけて、親の意見に従う

もちろんある程度、実家に頼るべき時はあるわけで

実家に頼ってはいけないという極端な話ではありません。

 

端的に言えば、自分の都合から、夫よりも実家を大切にしている妻、が象徴的な

実家依存症として挙げられます。(まれに男性でもいます)

これに関しては、本人が自覚するということが難しいので

今回、たまたま筆者の知り合いに妻の実家依存症に悩む旦那様に話を聞くことが出来ましたので

インタビュー形式で、旦那様がどのように感じているかをお伝えしたいと思います。

 

——筆者:奥様が実家依存症ということですが、どのような点から実家依存症と断言出来るのでしょうか?

—-旦那様:元々、精神的に弱いところがあるということは分かっていました。ただ、結婚式前から違和感を感じるところが始まりでした。
私は小さいながらも会社を作り、比較的自由に自分の仕事時間を調整出来るようになって、基本的に何かあった時は
すぐに対応出来るタイプの人です。

しかし、結婚式の取り決めで悩んだ時にお義母さんに相談していることが多かったです。
ただ、それは私の仕事に気を遣っているということで当時は理解していましたし、本人もそのようなことを言っていました。
しかしお義母さんとは仲が非常に良く、精神的に辛い時、疲れた時、よくお義母さんと街に出かけたりしていて違和感はあったものの、そういう人もいるのか、と流していました。

 

——-筆者:そうですか。30代ですよね。筆者も親と帰省以外で会ったことがありませんので私は違和感を感じますが、友達の中には親と仲が良い人がいます。ただ旦那様に迷惑をかけているわけでないのなら問題ないのではないでしょうか?

—–旦那様:はい。それは私も最初は思っていました。親と仲がいいのは自由だし、私も親と仲良くないからといって別に嫉妬することもないですし、「ああ、こういうタイプの人もいるんだ」くらいの感覚でした。

しかし、結婚して分かったのです。親に依存している人の問題が、自分にしわ寄せが非常にくる、ということが。

 

——-筆者:なるほど。親と仲がいいのは自由という見解でいるのですね。その上で、結婚したら問題が顕在化するということでしょうか?

—-旦那様:はい。結婚したことで、わかったので、私も人を見る目がなかったということになるのですが、一言で言うならば、親と依存関係にある人は「自立していない」ということです。
自立というのもいろいろとあると思うのですが、「経済的」なことと「精神的」なこと、「社会的」なこと、何かしらのスキル的なこと、とあると思うのですが
そのうち、「経済的」「精神的」「社会的」自立のレベルが幼いことに驚きました。

経済的というのは、自分で稼いだお金で、自分で責任をもって消費し続ける体験が少なかった、ということです。
妻はひとり暮らしの経験がないです。
困ったら支援を受けることが出来る環境だったため、「自分でなんとかする」という意識が少なく
結婚後、自分があまりお金を使いたくない時は夫に消費させるように罪悪感なくします。
夫が苦しくても一緒に戦おうとか、そういう意識は皆無ですね。

精神的に自立していないというのは、ストレスがかかると自分一人ではそのストレスを対処出来ない
ということです。
苦しいといつも助けて共感して許してくれる人がいたので、一人でストレスを背負うだけの
力がないのです。
結婚生活というのは、必ず試されるがごとくストレスのかかることが訪れます。
結婚式、出産、育児、家事。
その中で、ストレスがかかると子どものように喚き散らし、後で実家に帰ったりします。

社会的に自立していないというのは、一度家に知り合いを読んでパーティをしたら
その後、「こんなことはもうしたくない!」とキレられました。
一応、本人には負担をかけないように料理はすべて私が用意したりと気を遣ったつもりでしたが
自分の家、という空間に他人が押しかけることが嫌だったのか
非常に不快感を露わにしました。

その後は外で私は会食などをするようにしてはいますが、
雰囲気的に、妻にビジネス関係の人を会わせるということに抵抗があります。
もし会わせたらその場は無難にやってくれるとは思いますが
後でストレスから何か言われたりします。
そういうところから、あまり旦那が社会的に広がって活躍することは望んでいなく
自分を手伝ってよ、という気持ちのほうが強いことをだんだんと感じていくことになります。

 

——筆者:なるほど、それは旦那様が気持よく働けるように配慮するよりも、自分の気持ちの方が優先であるということですね。ストレスを旦那様にぶつけたりと、もう全く旦那様が仕事をすることに協力しないということでしょうか?さすがに奥様に何か怒ったりしていますよね?

——旦那様:もちろん私は要所要所は怒るようにしています。「それは俺に失礼なことではないか?」と言ったこともありますし、相手が不条理なことを言ってくるので自分も「自分で金を出せ」と不条理なことを言ってみせたりしたことはあります。
そうするとそこをつかれますね(笑。自分の不条理には鈍感ですが、人の不条理には敏感でおかしい!と正論を言ってくるので難しいです。
しかし、30年以上そうやって生きてきた生き方を今さら簡単に変えることは出来ないものです。

子どもが産まれてから、ちょくちょく実家に帰って、私は一人で洗濯してご飯食べて、それでお金は払っていて、非常に虚しい気持ちになることはありますね。

 

——筆者:なるほど、さすがに相手のお義母さんかお義父さんは、娘さんに一喝したりしないのですか?

——旦那様:一度だけ私がお義母さんとお義父さんに「妻がこんな酷いことをしました。許せません!」と言ったことがあります。

 

—–筆者:そうなんですか!何をしたのですか?

—–旦那様:いや、それは公の場では言えないのですがなかなか酷いことです。酷いことだったのでお義父さんとお義母さんはさすがに「それはないだろ!」とその場で娘である妻に怒りました。
しかし、2,3日経ってほとぼりが覚めれば現状は何も変わりませんよ…。

 

—-筆者:現状は変わらない。つまりお義父さん、お義母さんはその場では娘を叱ったものの、その後は甘やかしているということですか?

—–旦那様:はい。基本的に娘が可愛いから、多少のことがあっても許していて、娘が何か要望をしたら応える、ということが続いている感じです。
このまま自立することはないな、という状況です。

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—–筆者:そうですか。失礼ですが旦那様に落ち度は全くないと言えるのでしょうか?

—–旦那様:落ち度ですか。それは夫婦であって、人間である以上、お互い不完全であるとは思っています。
ですので、私が完璧で妻が間違っているとかそんなことを考えているわけではありません。
私は自分が何でも正しい、と思っているタイプではありません。自分の悪いところを修正して成長していこうと思っているタイプですので、自分の会社はそうだからこそ成長してきたのです。

特に、今反省すべき点として思っているのは、「助けすぎたかな」ということ。
子どもが産まれてからは家事や育児を積極的に助けていました。
本当に辛そうだったので、育児を解放する日を何度も作ってあげたりしました。

仕事時間を削ってやっていたので会社の業績が少し落ちてしまったのですが
数字だけ妻に伝えたら、全くの無頓着でしたね。
そのへんから私の中で疑念を抱くようになってしまいました。

 

——筆者:う~ん。私の友達を見ていると、実家に頼りつつも家庭のことはきちんとやっている人はいるのですが、そういう人と決定的に違うことは?

——旦那様:旦那を支えることの優先順位が低すぎるということでしょうか?こう言うとこれを高くしろというのは偉そうだとは思いますが、妻を支えていて思うのは、「自分は一生懸命支えているけれど、あれ?自分の仕事のことは支えてくれてないな…」ということが何度も何度もあるということです。

 

—–筆者:なるほど。それは奥さんにはちゃんと言ったのですか?

—–旦那様:はい、上からではなく、「悲しいよ」みたいな感じで私も言葉を選んで言ったことがあります。
その時は共感してくれました。「私はあなたに何もしてあげてないよね」と2日くらいは気を遣われたと思います。

しかし、人というのはそんな簡単に変われるものではありません。
すぐに戻りました。やはり「自立していない」という振り出しに戻るのです。
だんだんと子どもの世話をしているような感覚になってきます。

自分の感覚としては、家庭のためにお金を稼いで妻を支えているのに、妻は自分よりも実家、実家、となる。それが続くとだんだん虚しくなってきて自分は夫の意味はないし、それだったら嫁は実家で暮らしていればいいという感覚になってきます。ただ、子どもがいるので実際そのへんが難しくごたごたとしてしまうのです。自分としても自分の子を自立して立派に育てたいと考えていますし。

—–筆者:そうでしたか、ありがとうございます。インタビューから実家依存症とそうでないこととの境界線が見えてきたように思います。

——以上

実家依存症を克服の5つの自覚

これらのことから、いろいろなパターンがあるかと思いますが

筆者が感じた、実家依存症とそうでない人との「境界線」は、

単純に「精神的に自立しているか」どうか、というところのように感じました。

 

精神的に自立できていない、とはどういうことか?というと

・問題が起こった時に自分で何とかすることが出来ない(もちろん問題が大きすぎる時は人に頼ることも必要です)
・自分のストレスのために、人にも多大に迷惑をかける
・その親が社会的におかしいことをした時に、本気で怒らない
・その親が20を過ぎても、子どもが困ったら助けてあげている

このへんが特徴かと思います。

経済的というのは人によっては結婚までにできていなくて仕方ない人も

いて、その後乗り越えていくもののようにも感じます。

妻が夫を支え、夫が妻を支える、

最低限のところが出来ていない場合は実家依存症でしょう。

 

最後に、この社長兼旦那様のインタビューから学んだ

「実家依存症かもしれない人」に必要な5つの自覚を挙げてみました。

■実家依存症かもしれない人に必要な5つの自覚■
1,親にはとても感謝しているので、もう助けてもらう必要はない
2,親が亡くなっても、自分は大人なのだから幸せに生きていける
3,旦那が仕事をしていることに、もちろん感謝している。だから生活出来る
4,子どもは、自分の在り方を見て育つ
5,旦那は私からエネルギーをもらって仕事を頑張れる

 

筆者は、自分でも働いていて実家にあまり帰りませんので、特に実家依存症ではないと思うのですが

だからといって上の5つのことを日頃意識しているかと言われればそうではありません。特に意識して感謝しているわけではありません。

基本的には、自分か子どものことばかり考えていますが

いつでも自分がもっと成長するにはどうしたらいいか?ということは考えています。

だからか分かりませんが、家庭は特に問題を抱えることなくうまく回っています。

 

個別ケースでいろいろとあるとは思いますが

夫婦、そして子どもがお互いに幸せになるには

やはり自立したもの同士が、自分の成長を一番に望んで

頑張っていることで、自然と家族が成長していくのだと思います。

 

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・実家依存症を治療する方法

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    • 2016年 9月 14日

    実は自立問題であると掘り下げたのは、良いですね

    もっとも、娘の存在に依存してるのは、その実家も同じであり、その親も自立していないという、エグい話に行き着いてしまいます。
    彼らは閉じた関係性の中でのみ生きてるので、その異常さに気付けないんです。

    実際のところ、これは教育問題に行き着きます。
    子供の自立を第一にした教育制度になってないんですよね。
    大学進学や、試験のスコアなんて、二の次で良いのです。まずは自立を第一目標にしないと。

      • ladycate
      • 2016年 9月 14日

      ありがとうございます。

      まさに自立の問題ですが、個人的な感想としては知り合いに自立出来てない人非常に多いのですがたまたまでしょうか…。

  1. 2016年 1月 06日
    トラックバック:哲学はなぜ間違うのか

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