主婦がレディのままでいるためのウェブマガジン

menu

ワンオペ育児の意味「辛い」「自分で望んだくせに不満ばかり言って!」→ダブルワンオペ経験者の感想

ワンオペ育児という言葉がネットで見られるようになりました。
実は筆者は20代は外食産業ではたらいていたため「ワンオペ営業」も相当経験あるので、何のことかすぐにわかりました。
もちろん今は子供も二人いますので「ワンオペ育児」もがっつりと経験があります。

辛いという悲痛の声が多い中、ネットのコメントでは「甘い!」と叱る声も非常に多いですがどちらも経験した筆者の
ワンオペ育児の意味、感想をお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク.

ワンオペ育児・ワンオペ営業の意味

まず普通にワンオペの意味ですが、すき屋騒動で有名になった言葉で略さないと「ワンマンオペレーション」となります。一人だけでする調理や接客のことです。
すき屋ではない筆者も他の外食でワンオペは経験済みです。
特に深夜やアイドル時間といった、お客様が少ないであろう時間に、調理と接客を1人で同時にこなすスーパー営業のことです。

筆者は文句を言わず全力で頑張るタイプだったので、言われた仕事は全部こなしているうちに
頼られるようになり、一番キツイところをやるようになったのです。
お客様が少ないであろう時間ではあるものの、深夜というのは何かのイベントや飲み会の帰りとかで予想外に団体のお客さんが来たりするもので
その時、もし一人だったら…限界を超えるというものなのです。

1時間に数十人と業態によって一人の人間がこなせる限界の数字があり
それ以上が来ると、どんなにすごいスーパー営業マンでもこなすことは出来ず
オペレーションはつぶれ、我慢できない少し酔っぱらったお客様がお怒りになり
説教されてさらにオペレーションが遅れ大変なことになってしまうわけであります。まさに地獄絵図。
これはある人数を超えるとその会社のトップのオペレーションレベルでも無理です。

それでも正直なところ私がMなのか、1時間20人以上とかを一人でこなせたときの達成感というのは
なんとも言えないすがすがしさがあり、達成できたかできないかで天国か地獄かだったということはお伝えしておきます。

別の角度で言うなれば、お店的には1人で大勢のお客さんをこなしたほうが生産性が非常に高くなり2人でやるときより
相当利益が出ます。
しかし、一歩限界を超える事態になればお客様を怒らせ、オペレーションしている本人の心が折れるのも理解できるというものです。

そのことを踏まえてワンオペ育児について見てみましょう。

スポンサーリンク.

ワンオペ育児の意味と実態

この場合の意味は、言葉の意味と、広義のそれが行われることの意味の両方を指しています。

まず言葉の意味について。
これは経験者ならばすぐにイメージできると思うのですが、経験がないと「育児なんて楽」と想像してしまうのが大半ではないでしょうか。
正直、筆者も子供を産む前は楽観視していました。

命を預かるというのは非常に大変というのもそうですが、小さいときは抱っこしているときはいいのですが、置いたとたんギャン泣き、の繰り返しで、家事やその他のことができず、赤ちゃんは8時間寝るわけではなく、2,3時間に一度お乳をあげるために寝ることは出来ません。
多少生活リズムが出てきたころには夜泣きの時期というのがほとんどの人に訪れます。夜中早朝はご近所に迷惑をかけたくないという思いもあるのでけっこう焦るんですね。
その他簡潔に言うなれば、仕事で言えば、睡眠しない中で、必ず中断中断されながら物事を進めることになるので、常人でしたらイライラするのが当たり前なんですね。加えて人によってはホルモンバランスが崩れますのでひどい人はすごいです。
伝わったかわかりませんが、仕事の途中で邪魔が入るといい気持ちの人はいないと思いますが、それの連続みたいなもので常に想定外があるものです。24時間365日営業中。頼る人がいなければ育児はワンオペ育児、そうなります。

ネットのコメントを見たときは思わず苦笑しましたが、「甘い」「そんなんだったら生むな」といった厳しい言葉が並んでいました。明らかに男性だと思いますが。
気持ちは分かるのですが、もし奥様が弱音を吐いたときは「お前が望んだんだろ!」なんて少し思っても絶対言ってはいけませんからね。
もちろん毎日ゾンビのように言ってくる人もいると聞いていますが、それは育児ノイローゼになってしまっているので対策が必要です。

確かに愚痴や不満しか言わない女性も少なくないのではありますが、ワンオペ営業を乗り切ってきた体育会系の私でもやはりワンオペ育児は本当にキツいものです。
かなり社会に鍛えられて、あらゆるストレスを乗り切った自信があっても育児は大変なのは本当なんです。

子供の気質にもよるとは思いますが、0歳~1歳にかけてぐっすりと寝れない過酷な日々となります。
これは外食で働いた私としても「続きだ」と感じたほどで、また寝れない日々がこうした形で来るとは思っていませんでした。
寝れない日が3日以上続くとやはり理性がおかしくなったり、感情的になったりして、理性的でないことを旦那様に求めたり言ったりしてしまうことはあります。

特に子供の寝ぐずりがきつかったですね。寝たと思ったらぐずってすぐ起きる、というあの繰り返しはまさに地獄で
我が子であってもイライラがはちきれそうになるのは経験した人にしかわからないところはあります。
母親と赤ちゃんという理想的なCMのイメージは、本当にほんの時々で、現実は泥臭いものです。
もちろんここで言いたいのは「辛いから同情してくれ」ということではありませんし、旦那様にフォローをもっとしろ、ということではありません。ワンオペ育児はワンオペ営業を乗り切ってきた人にとってもきついもので、いろいろ出来る人であっても限界を超えることはあるという事実をお伝えするということです。

スポンサーリンク.

 「自分で選んどいて文句ばっか言うな!」について

気を付けなければならないのは、ここで「育児は想像以上に辛い」ということを言ったからといって
ママ側が正しい、同情すべき、とかそういう短絡的なことではありません。

ネットのコメントでストレートにあった「自分で選んどいて文句ばっか言うな!」という言葉は確かに真をついている言葉でもあります。
おっしゃる通り、自分で選んだことですのでその責任を放棄するような態度をとり続けることはおかしいことでしょう。
男性パパからもよく話を聞くのでわかるのですが、男性からすると仕事を支えられるどころか、辛い仕事から帰ったらさらに妻の辛い愚痴を聞くという重荷を背負うこととなり、支えられると期待していた男性は失望するという話を聞きました。

育児をしながら帰ってきた旦那様の仕事のモチベーションを高められるほどの奥様は相当レベルが高すぎです。
多分、割合的にも数%、もしくはコンマ以下の%ではないでしょうか。

ここで言いたいことは3つあるのです。

一つは、「親も未熟」というのがスタンダードだということです。
「完璧な人間は1人もいない」という言葉には誰もが納得すると思うのですが、親が「正しくない」ようだと叩く傾向があるように思います。(程度にもよりますが、軽い場合でも)しかし、誰もが未熟な親として子育てを頑張っているのです。
私も20代くらいまで「なんで親はこうしてくれなかったんだ」と恨むようなものは持っていたのですが、自分が大人になってすごく分かったのは、どんなに大人になっても完璧にはなれないということ。正しいことしかしない、なんてことはないです。正しい、というのは結果論でしかない時の方が多く、多くの評論家は結果が出た後でいろいろ言っているだけで、結果がわからない時に判断するのが現場で頑張っている未熟な私たちであるのです。(育児に限らず)

ですので、自分で選んだものに対して時々愚痴を言ったり、不満を言ったりするのが人間で、一貫した完璧な言動ができない未熟さは
あったほうが人間臭くていいものです。(程度にもよりますが笑)

スポンサーリンク.

もう一つは、育児はママを非常に強くする。ということ。
育児は神様からママに与えられた非常に大きな試練です。こんなに大きなストレスだと想像していなかった人は多いかと思いますが、神様は超えられると思ったから子供を授けたのです。
ですので、旦那様は奥様が成長している瞬間だと思っていただくのが一番良いかと思います。2歳くらいまではけっこう辛いのですが、楽になる瞬間は徐々に多くなってきて、やっぱり大きなストレスを乗り越えるとすごく人は強くなります。
ストレス耐性が弱い人も中には確かにいますが、このときに耐性を獲得しなかったら他にないかもしれません。
非常に貴重な機会なのです。

もう一つは、ワンオペ育児になりやすい社会にますますなっている。ということ。
サービス残業改善は本当に進んでいるのか分からないですが、私が周りの人たちの実態を聞く限りは
旦那さんは7~8割は朝8時までには出て夜は23時~25時という人は多いです。

業種によるのでしょうけど、それだとワンオペ育児になります。
そしてそのうち7~8割は共働きです。仕事をしてワンオペ育児というのはかなり過酷ですが、本当にそれになりやすい社会です。
このサイトでもご紹介しているように、専業主婦は1980年80%だったのが2015年には38%以下まできて、完全に逆転しています。
そして男性の平均収入も10年で100万円ほど落ちています。格差社会ですので標準偏差は大きく、収入の落ちが100万どころじゃない人の方が圧倒的に多いのでしょう。
そういう意味では、誰かが辛いと訴えて、社会に何らかの改善を求めるのは悪いことではありません。

母子家庭で本当に頑張っている人も知っていますが、お金がかかるけれど何らかのサービスを利用するなどしないと
身体が持たない人が大勢いるのが実態であり、それは知る必要のある社会の一面でしょう。

個人的にはこの社会の流れを止めることは難しく、それを社会に求めてもすぐには変わらないので、今は自分で現状をどうにかするしかないというのが現実です。うまく自分で人やサービスに頼ることもしながらなんとか保育園か幼稚園に入るまで、乗り切るしかありません。

隣の人とも疎遠の世の中ですからね。。

まとめとしましては
・ワンオペ育児になりやすい社会が進んでいる
・女性の悲痛の声だけが正当化されるわけではないけれど、育児は確かに相当キツイもので理解は必要
・現状はおそらくすぐには変わらない
・社会的な問いかけ、認識は必要

というところです。
こういったことからベーシックインカムに興味を持っていくのもよいと思いますし、若い人であったら将来的に自分がワンオペ育児になる可能性は非常に高いものですので今から対策を考えるきっかけともなります。

万人が報われることはない社会でどうにか解決策を個人レベルと社会レベルで探っていけたらと思います。

スポンサーリンク.


関連記事

    • ななし
    • 2017年 10月 14日

    >社会的な問いかけ、認識は必要

    これがまともな認識ならいいのですが
    フェミ女性が被害者意識を過剰にして
    自分に都合のいいように被害者ぶって乱用するときにしか使わなくなるのが目に見えてますからね。
    それに一般女性も乗っかってますますひどくなるのが今の女性の多数派の傾向ですから信用されないでしょう。
     
    その結果、そんな女性の子供たちが結婚したくない、できない時代にますますなっていくでしょうね。
     

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA