28Jan

プラスチックマイクロビーズの害悪が海外で叫ばれるようになり
ついに最近ではオバマ大統領が署名したというマイクロビーズというプラスチックの粒子が
スクラブの中に入っている化粧品などの製品を禁止しようという「マイクロビーズ除去海域法」の成立が実現しました。
かく言う筆者も知らずに、スクラブ商品は使っていましたがもちろん自然素材のスクラブはなんら問題ありません。
マーガリン使用禁止の流れに似ているように感じがしましたが、詳しく見てみましょう。
また、筆者が気になった、「バーコード読み取りで、プラスチックマイクロビーズの製品かどうか分かるアプリ」
もどうにか見つけることが出来ました。
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プラスチックマイクロビーズの化粧品かどうかはこのアプリで判明する!ただし…
■マイクロビーズの害悪性について
まずマイクロビーズについてですが、よく化粧品や洗顔料、歯磨き粉で「スクラブ」というのが流行っていると思います。
「天然塩」のスクラブならなんら問題ありませんが、
中には、マイクロビーズというプラスチック製品が使われているものがあります。
これ自体に肌への悪さについての記述は主になかったのですが(洗い流すからでしょう)
これが自然環境に悪いということなんですね。これの害悪性としては簡単にまとめると以下
・直径が0.5ミリ以下のプラスチック粒子
・ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレンなどから作られる
・微粒子のため、下水処理施設のフィルターを通り自然界に出される
・海、川、湖に流される。年間19トンがNY州の海に流されるという
・この微粒子は殺虫剤などの毒素・重金属等の有害物質・汚染物質を吸収する性質
・魚がそれを食べる
・その魚を人間が食べることで水俣病のような事態が想定される
米国では、2017年7月からスクラブ系の製品でのマイクロビーズが製造禁止になって
2018年6月には販売が全面禁止になる。マーガリンのように、日本でもそうなっていくでしょう。
最初、肌にはどうなんだと思いましたが、それについてはあまり言われてないので、
そこまで問題なのではないでしょう。いつか食べてしまうことが大問題のようです。
■使用製品か調べるアプリがあるって聞いたけど
そのマイクロビーズを禁止しようと精力的に活動する団体があり
それが「プラスチック・スープ・ファンデーション(PSF)」という環境団体で
彼らのおかげで今回の法律が成立したようです。
この団体は、マイクロビーズが入っている製品かどうかを
バーコードスキャンだけで調べられるというアプリを作ったと聞きました。
しかし日本語で調べると出てこない。英語で調べてみると….ありました!
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プラスチックマイクロビーズ使用製品か否か、日本企業はなし
アプリが見つかりましたので紹介します。
Plastic Soup Foundation「Beat the Microbead」
https://appsto.re/jp/Dd6lI.i
英語なので日本製品を扱っているのか心配になりました。
国と、ブランドが載っていましたので全ブランド掲載します。
日本は信頼できるからか、載っていませんでしたね。
しかし、ブランドを見ると筆者もよく使うものが載っていました。
ジョンソンズ、ニベア、ロキシタン等
■アプリで扱っているブランド
それではアプリの画像をそのまま掲載します。
ブランドのところに出ていたのはこれがすべてです。
意外と知っているところがたくさんあるでしょう。日本は残念ながら対象ではありません。
日本製品で、スクラブをつかっている製品については直接問い合わせるしかありません。
上記の話を聞くと、やはり水俣病を想起させることですので
マイクロビーズは危険だということには納得させられます。
心配な方はアプリで調べてみてください。(海外製品なら)
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