20Apr

熊本地震でエコノミークラス症候群が問題になっています。
地震で避難場所の建物もダメージを受け、自動車の中で生活をせざるを
得なくなっている方にエコノミークラス症候群の危険が迫っています。
しかし、これは地震に限ったことではありません。もしかしたら将来的にあなたも出くわすものかもしれません。
エコノミークラス症候群に関する知識と、予防するグッズについて紹介します。
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エコノミークラス症候群の予防グッズと症状について
エコノミークラス症候群とは、不自然に身体(主に脚)を曲げた状態に
長時間置かれるときに発症する病気の総称です。
身体が不自然な姿勢になると、そこを通る血管も不自然に曲げられ、血流が悪くなります。この状態が続くと、
血液が固まり血栓ができます。そして、身体の姿勢が戻ったときに血流が戻り、
血栓が移動します。血栓が肺付近で詰まると呼吸が苦しくなり、最悪の場合
死亡します。エコノミークラス症候群という名称は、飛行機のエコノミークラスの
乗客が狭い席に長時間座ることにより発症することが多かったためです。
サッカーワールドカップ代表選手が、エコノミークラス症候群になったことで
世間に広く認知されるようになりました。エコノミークラス症候群ですが、
これは自動車の中で寝る方にも起こります。自動車の座席も狭く、
エコノミークラス症候群を発症しやすいのです。尚、大型トラック、長距離バス、
キャンピングカーにあるきちんとしたベッドは別です。あくまで普通乗用車での
話です。
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では、怖いエコノミークラス症候群を防止するグッズを見ていきましょう。
1.ドクター・ショール フライトソックス M
脚の血流をよくする靴下です。これだけで、かなりリスクは低くなります。
価格は靴下としては高めですが2000円くらいが相場です。
2.フット・リリーバー
脚の血流をよくするという意味では靴下と同じですが、このようなグッズも
あります。
3.Pellor ハンモック式フットレスト「足休め」
もともとはオフィス用品ですが、フットレストを作ることにより楽な姿勢を
とることができます。自動車の場合設置が難しく、事実上後部座席にしか
つけられないかもしれません。いざというときに使えるように、災害発生前に
紐の長さなどを調整しておきましょう。
エコノミークラス症候群になりやすい人・なりにくい人
エコノミークラス症候群になりやすい人となりにくい人がいます。
血管に傷がある人はエコノミークラス症候群にかかりやすい傾向があります。
高齢になるほど血管に傷があり、それが原因で血栓ができやすくなります。
他に過去に大きな手術を受けた方、肥満の方、生活習慣病の方も要注意です。
血液が固まりやすく(つまりドロドロ)になる副作用のあるクスリを
飲んでいる方は医師に相談するなどしましょう。
これから、厳しい暑さの日も増えてきます。春の日差しでも社内の温度は
高くなります。水分をしっかりと取って、エコノミークラス症候群に
ならないように気をつけましょう。
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